リラックスダイブバナナ石垣島ダイビングサービス

2011 4/26 スコーーーンとクリアブルー♪  南→北の風  雨☆  気温22-23℃  水温24℃

BANANATODAY 
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今日はお天気のよかった昨日とは一転・・・久しぶりの強い雨の1日になりました。
途中南風が北風にまわりましたが・・ 幸い、風は弱く海は比較的穏やかでした。
お店の前の海は川から流れてきている赤土で茶色に染まっていますが(>_<)
御神崎は透明度スコーン・・・30 mオーバーのウルトラブルーでした。
久しぶりにウミガメにご挨拶。



本日のゲストさんは・・
久しぶりにお越し下さったヨシミさん。
07年の5月以来のお越しです。
ダイビングも久しぶりだそうです。
今日はマンツーマンで出港とナリマシタ。


地形派ダイバーなヨシミさんのリクエストにお応えすべく、御神崎。
ここは数年前に珊瑚がかなり復活してきたところですが、
1〜2年前からオニヒトデの影響でまた珊瑚が危機的状況になりつつあり・・心が痛い残念。
気持ちのいい透明度の中、プチアーチや珊瑚の畑などを泳いできました。

ウミガメから小さなウミウシまでいろいろな生き物を見てきました〜。
レアなクラカケチョウチョウウオやウミガメなどにも逢ってきましたよん。



今日のランチは・・
アーサとカマボコたっぷりの熱々おうどん。
そして 八重山名物ミニミニジューシーカマボコ。
食後はお好きなホットドリンクでばななカフェタイム〜。


夕方、お店でログづけです。3年ぶりのダイビングに復帰したヨシミさん。
久しぶりにお会いできて嬉しかったです。
なかなかオトモダチとのタイミングが合わなくなったとのことですが、
ぜひこれからもまたダイビングを続けて下さいね〜。

 

みごとだった珊瑚の群生に群がるオニヒトデは今までになくスゴイ数・・
この瞬間にも珊瑚が白く朽ちていく・・と思うと
正直なところ居ても立ってもいられない気持ちになります。

かつての美しい石垣島の海を知っているからこそ、心が痛みます。
この大量のオニヒトデを殺し珊瑚を守るという方法も今は積極的に行われています。
私達ダイビング業者がダイビングポイントを守るという意図からです。
折角来て下さったゲストのみなさんに美しい海をお見せしたいという想いからです。

その想いは私達にもあるんだけれど、それでもあえて、
私達はオニヒトデを殺すことはしないことに決めています。

かつては私達も駆除と称しオニヒトデを自主的に積極的に殺してきました。
まだその頃の私達は勉強不足で「オニヒトデ退治=自然にいいこと」だと思いこんでいました。
おこがましくも 自然に対していいことをしている意識でやっていたのです。
・・・が、そんなある時、海から上がったあとの自分の内側に
言葉には言い表せない疾しさの様な妙な感覚が残っているのに気づきました。

自分の頭にある意識と、その内側に残るその違和感はとても相反し矛盾していて、
自分自身でいることがとても居心地の悪い感覚でした。
その感覚がそれまで積極的に動いていた私達の手を止めました。
それはまさに自然に反することをしているという自分の本質的な内側からの感覚でした。

海の中でやってきたことは、自然の中に生きる生き物として矛盾していたのです。
私達人間も自然の中に生きる自然の一部です。感覚を閉じマヒさせるのは簡単ですが
自然界に生きている生き物としての自分の感覚を大事にすることを選ぼうと決めました。

しかしながら この状況を目にする度、
オニヒトデを退治することで根本的に海が良くなり解決するのなら、
どんなにかいいのに・・と想ったりもします。
心に蓋をしてオニヒトデを殺すことがいいことだと自分をごまかせたら
どんなにかラクなのに・・と思うことも正直あるけど、
やっぱり自分に嘘はつけません・・。


珊瑚に群がるオニヒトデたちの風景。今の海の現状は悲惨ですが、
それはオニヒトデという生き物が悪いのでは決してないことを知って下さい。
私達人間による環境破壊に関連する要因が大きいと研究の中でも言われています。



正直、現状の海の中であれ・・美しくないなぁ・・
という印象を持つ方もおられると想います。でも、それが今の石垣島の現状です。
石垣島が抱えている状況のさまざまな結果が今の海になって現れているだけなのです。
本当に残念ではありますが、これがありのままの今の石垣島ともいえるのです。 。