2008 3/28  オニヒトデ退治in マンタP。 気温21℃〜26℃ 水温23℃ ピーカン。 東南東の風 

BANANATODAY 
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今日も夏の様なお天気でした♪
ワタシタチは、15回目の結婚記念日ということで、お休みを頂いてデートです。



ココに。

そう、ご存じ
「石崎マンタスクランブル」 デス。


今更、ガイド2人でマンタ見に??


・・
ではなく、鬼退治です。

今、マンタスクランブル周辺は、
オニヒトデの 大発生で、
あちこちの珊瑚がドンドンやられています。
オニヒトデの食痕は、真っ白く白化しており、
放っておくと、異常発生オニヒトデにやられ
珊瑚がすべてだめになっていきます。

珊瑚が全滅してしまえば・・
今、ここに暮らしている魚も減り、
生態系が変化し、
そのうち マンタも来ることはなくなるかも。

珊瑚を守るために、オニヒトデを
人為的に駆除するコトが
一番いい方法なのかは・・正直、解らないんだけど。


いろんな説があるようですが、
現在、八重山の漁協やダイビング協会、
その他の機関は、大発生しているオニヒトデを
人間の手で駆除する方針を打ち出しています。
それがどこまで効を奏するのかは誰にも解りません。

・・なので、自然界に手を加えることに全く抵抗がない
といえば嘘になりますが、
その方針どおり駆除してきました。

マンタスクランブルのポイントは、
かなり広範囲に渡って広がっていますが、
今日はメインの根の南側を中心に見てきました。
あまり人が来ない分、
このあたりは珊瑚もホントに 活き活きしています。
そして・・・真っ白い食痕もやたら目につきます。



珊瑚の所々白く見えるのが、オニヒトデにやられた食痕です。
この白い部分の裏側やその近辺には、たいていオニヒトデがいます。


こんな風に珊瑚に張り付いて珊瑚を溶かしながら、
栄養分を吸収していきます。

オニヒトデが居るのが分かっていても、
そこに見ると鳥肌がたってしまうくらい気持ち悪い・・。
オニヒトデには、強い毒があるので、
刺されない様に専用の駆除棒を使って取り除きます。

午前午後と、2本、
合計で150分ほど潜ってきました。

ワタシたちに捕まってしまったオニヒトデくん。
今日は・・全部で100匹以上・・。
途中であまりにもその容姿が気持ち悪くて・・
数えるのを断念しました・・


潜ってる間ずーーっと珊瑚や下ばかり見ていたので、
マンタが居たのかどうかは・・???

でも、最後の浮上時、ウチノヒトの目の前で、
マンタが1枚、
ホバリングして去っていったそうです。

そんな1日でした〜。ホントは黒島のブルーをリラックスダイブできたら良かったんだけど・・。
この駆除行為が、本当の意味で自然にとっていいことなのかどうなのか・・ワタシにはよく解りません・・。
すごーく大きな目で見れば、ココまで地球や海のバランスをおかしくしてしまった
ワタシタチ人間のエゴの様な気もしたり・・。
珊瑚もオニヒトデも、同じ海、そして地球に住む命には変わりないし。。
複雑な気持ちでの駆除。死んでいく100匹余りのオニヒトデにはごめんなさいの気持ちで・・。

今晩は、ふたりでゴハンを食べに行ってきまーす。