2006 4/13  春のたまごシリーズ・・     気温25℃ 水温26℃ 南の風  曇りのち晴れ〜

  まだ海は時化気味・・・。。朝から予報通り「かじまい」・・・風回りです。暖かい南風が続いてましたが、ドシャブリの後、いきなり冷たい北風に変わってしまいました〜。。お迎えの時間にちょうどドシャブリだったので、少し止むまで時間をずらして出港です。今日は昨日ビーチで限定講習を終えたヒトミさんが海洋実習にでます。そして、ファンは、5日目ハセガワさんがとうとう最終日となってしまいました。このお二人と、ワタシタチと新入りヤスとで出港です。


 


雨が止み、まずは器材セッティングから復習。。

竹富南へ・・・。


ヤスはBANANA号初出航。。
 まずはリトルサンドパラダイス。。今日の小さな楽園は、弱肉強食生存競争でにぎやか〜。クロハタやインドカイワリが、無数に群れているスカシテンジクダイをめがけて何度もつっこんで来ます。そのスカテン達は、成魚幼魚ともにまた夏に向かって数を増やしつつあり、成魚ペアのオスは口を大きく膨らませて口の中で卵を育てる口内保育中です。キンセンイシモチも、同じく大きなお口で口内保育中。根の上には、このスカテンを狙ってハダカハオコゼが計3匹。黒はまだチビ。白はペアで、メスの方のオナカが大きく膨らんでいました。コチラも卵がオナカに詰まっているようです。



キンセンイシモチ


オナカぷっくり・・メスのハダカハオコゼ。

ハダカハオコゼの乗っているウミウチワの周りは、
スカテンが行ったり来たりの食べ放題特等席。

そのウミウチワに住んでるアカスジカクレエビのメスも、
透けたオナカに卵が詰まってました・・・。





ハナビラクマノミの住むイソギンチャクにも、
タクサンのホシナシイソギンチャクエビが。
このエビもオナカに卵が透けている・・。
そして、やたら攻撃的なハナビラクマノミも、

実は、今にも孵化しそうな卵を守ってました。



小さなエビを二種見つけました。
超小さなウミシダヤドリエビ、とコマチコシオリエビ。
虫眼鏡で根気よくみてくださるハセガワさん。

 


 一方・・・・。今日は海洋実習に入ったオープンウォーターの講習です。初めての船・・・そして少し深めの深度を潜ります。でも、結構平気なヒトミさん。やっぱり余裕なのでした。 クマノミなんかもタクサンみて、水中を楽しめたご様子でした。。

バックロール・・・



 ファンも講習も、1時間ほど潜ってエキジット。。相変わらずお天気はどよよーん・・・・。今度は波の静かな桜口へ・・・。講習はドンドンすすみ、ワタシとハセガワさんは、ラストダイブです。昨日逃がしまくったキンチャクガニは・・・見つけられず・・・。やっぱりここでもクマノミは、卵を守ってました。。



 


余裕のピースで今日は終了♪


ワタシタチは、プチアーチ。

アカククリ若魚が・・・


コブシメが・・・・・


2本を終え、港に帰ってランチです。
今日は4色ソボロ丼とふろふきあんかけ大根。
そしてヤエヤマカマボコ。

 


 シャワーの後、みんなでお店でログ付け。ヒトミさんの講習は、あと1日残すのみ。今度のお休みにきてくださいます。そしてハセガワさんは、明日帰られます。長いようで短かった5日間、いろんな話を聞かせて頂き、今回もどうも有り難うございました〜。






石垣島の有名なシュノーケリングポイント、
また沖には美しいサンゴのダイビングポイントのある「米原ビーチ」に、
自然環境・景観などに大きな影響を及ぼすであろう、
大型リゾートホテル計画がもちあがってます。。
石垣島の自然環境や生態系を守るため、
この開発に反対の声が大きくなってきました。。
石垣島を大切に思って下さるダイバーの皆さんにも、
関心を持って頂きたく、この関連ページへリンクを張りました。
ぜひ目を通して下さい。よろしくおねがいいたします。