2005 3/12  卒業旅行♪  気温18-14℃  水温22℃  北の風  くもり時々小雨。

 昨日とはうってかわって、寒い朝になりました。3月というのに、こんなに気候が冬なんて・・・。海も時化てて・・ほんとまるで冬。
今日のゲストさんは、若ーい卒業旅行のオンナノコ3人組。無事高校を卒業して、それぞれの新しい進路も決定して、今が一番楽しい春♪の様です。オキナワ本島からのフェリーで朝 石垣着。お迎えに行くまでは、道中の時化で疲れてヘロヘロではないか・・・と心配していたけど・・そんな心配は全然いらなかった・・・若いって素晴らしい・・。
 今日のゲストは、マリコさん、カオリさん、アカネさんの3人です。みんなカワイイ。 。




到着後、使用する器材や、シュノーケリングの仕方、潜っていくときの方法や注意点のブリーフィング説明などをお店でしっかりと・・。


そして、ソウコウしていたらお昼の時間になったので、
先にランチを食べてからの出航にシマシタ。
今日はパスタ入りパンプキンスープとベーグルサンド。
野菜もタップリとね。。



完食して頂きました。有り難う。

 ランチの後、少し休憩をとってから、いよいよ海へっっっ・・。テンションあがってきたよ〜。ポイントは思ってたより静かで良かった・・。アンカー打ちに入ったら、思いの外、今日は水がきれいっ。透明度も良くてホッ・・。水になれるためにも、まずはシュノーケリングをやってみましょう。。








一人ずつ、呼吸の練習・・・・。慣れてきたら、みんなで珊瑚礁を見に行きましょう〜。


ツノダシの群れ

 みんなは、「うわーキレイっ」「 雑誌なんかで見るのと同じ・・・」とサンゴや魚に夢中でした。ホントにいつも石垣島のこの自然の美しさに、毎度毎度ワタシもココロの中ですごーぃ・・と思ってしまいます。上からも、潜ってる他のダイバーさんやクマノミなどがハッキリ見えました。しばらくシュノーケリングをして・・・一旦休憩。その後、いよいよ潜るのです。今日は水温の方が圧倒的に暖かいので、水から出た瞬間・・・・さぶぅぅぅぅぅぅ〜(>_<) 。急いで風のあたらないテントの中に入ってもらい、暖かいお湯をかぶり、暖かい紅茶で暖をとり、しばし休憩。さぁ・・海に潜る期待感が膨らむときです。。


もう 余裕だ・・。



ハマクマノミ

クマノミ。


ホシゴンベ

セジロクマノミ

 若いだけあって順応性抜群。そのままスッ・・・と潜れました。ただ事前に、もしかしたら体質上耳がぬけにくいかもしれないけど挑戦したい・・・・と言う話だったアカネさんだけは、残念ながら片耳だけドウシテモ抜けなくて、上手に潜って行けたモノの・・水深2mどまりになりました。潜りたくても、カラダが大事・・と言うことで、アカネさんはワタシと二人で器材を置いて、シュノーケル探検の旅にでました。オオアカホシサンゴガニ・アオリイカ、カスリフサカサゴ、ツノダシの群れ、ハゲブダイのムレ、テングカワハギのペア、アヤコショウダイのムレ、サザナミヤッコのペア、・・・などなど数え切れないくらいのサカナとサンゴを見ました。潜っている3人が見ていたクマノミ・セジロクマノミ・ハマクマノミ、タコもをしっかり水面から観察出来ました。。

一方、すんなり潜れたカオリさん、マリコさんは、上記のサカナはモチロンのこと、各種クマノミや小さなエビなどをタクサン見れたようです。余裕で、そして水の中に住みたい・・・と思ったほど、とても楽しかったそうです。・・・・でも住めないよっ。。


シュノーケリングの旅へ・・・。

 天気も余り良くなくて、3月にしては異常気象ともいえるくらいの寒さの中でしたが、「たのしーっ」「うれしー」「天気はイマイチだけど、それに関係なく海の中はすばらしいねー」という声を聞きながら、ワタシタチも楽しかったです。有り難うございました。また石垣島に遊びに来て欲しいです。
  ・・・そして新学期からの生活を思い切り楽しんで下さいね。マリコさんはお菓子の専門学校へ、アカネさんは美容専門学校へ、カオリさんは服飾系の大学へ・・。見事に3人バラバラに道は違うけど、学生の間にイッパイ遊んでイッパイ勉強して、自分のライフワークを見つけて・・ステキなオトナの女の人になって下さいね。みんなは明日は西表に行くそうです。楽しんでおいでねー。

 シゴトが終わってから、今日は「シーフレンズ」というお店の2代目ヨッシーの結婚式に出席するため、大あわてで準備です。なんせ、Tシャツとウェットくらいしか日常着ることがないワタシタチは・・・着ていくモノからして・・・・。また、いままで結婚式には何度も出席させて頂いたけど、島の人の結婚式に出席するのは、初めて。作法にも少しとまどいます・・・。
 
 ついさっきまで真っ黒いウェットスーツで、頭ぼさぼさで潜っていたのに、帰ってきてストッキング(石垣島に来てから履くの初めてかもぉぉ・・?)はいて、ノースリーブのワンピース来て、ショールを身につけて、パールのアクセサリー(本物っ!)身につけて、 そして鏡を見て・・・・・・。素顔のままではあまりにも来ている服とそぐわないので悩んだあげく、家を出る30分前に急いでファンデーションを買って少しだけ顔の色を整え、気持ち程度の口紅・・。お化粧なんて、一体何年ぶり・・??・・・とふと思ってなんだか自分がオンナとして相当ヤバイ気がしてきた・・・・・。案の定、いつも海で出逢うダイビング関係者は、ワタシをワタシだと気づかない人が数人・・。ある人からは、ウチノヒトと並んでるワタシを見て、「ぁぁ・・奥様ですか・・初めましてっ!」などと改まって挨拶なんてする・・。何年も前から何度も顔を合わせているのに・・・!!! しかしながら島に来て「奥様」なんて言われたことなかったよ・・。やっぱりワタシはお化粧してスカートはかないと、どうやら奥様にも、オンナにすら見えないらしい・・・・・。





  噂に聞いていた島式の披露宴・・・。招待客は300人・・このくらいが普通だそうです。しかも、島では招待状は「全部手渡し!」なんだそうです。確かに数日前、シゴトを終えたヨッシーがウチにもわざわざ来てくれた・・・。ウエディングドレスのクミさんはとてもキレイで、ヨッシーもかっちょいい。でも、お色直しの琉球衣装が、2人とも一番ステキでした・・・いいなぁ・・。
 
  宴会場に舞台が普通にあり、花嫁花婿の席は反対側に。まるで舞台が会場に2つあるようです(どっちがメイン?)。
祝辞に続き、舞台では同級生や仲間達などが、プログラムに添って余興を繰り広げていきます。琉球舞踊あり、エイサーあり、寸劇有り・・・・・・まるで学芸会の豪華版。そして、ウチノヒトも、ダイビング協会の先輩有志の人たちと一緒にフンドシで舞台に上がってました・・・(先日シゴトの後、みんなで深夜まで練習したそう・・)内地では、結婚式に呼ばれてフンドシで舞台に立つナンテ事はまずナイでしょぅ・・・・。

 さすがに老舗ダイブショップ「シーフレンズ」だけあってメンバーは海ギョウカイの人がイッパイ。ワタシ達もかなりご無沙汰していた懐かしい人たちとの再会や、久しぶりに会うメンバーとの話に花が咲き、結婚式と同窓会の混ざった気分でその場にいました。あっと言う間の3時間半でした・・。

 大勢の人で、2人の門出を祝う披露宴。余興はみんなそれぞれが、この日のために練習したりして準備をしてくる・・・。大勢いるからまとまりはないけれど、2人を祝福する気持ちが熱く感じられる結婚式でした。みんな来ている洋服も結構バラバラで、少しも堅苦しくなくて、やっぱり島はいいなぁ・・・と改めて思ったりして・・。海のシゴトを夫婦でやるのは大変だけど、どうぞ仲良くお幸せに・・・。