BANANA DIARY

　今日はお休みです。このところスゴイ強風の石垣島・・・・。今日も波が高い予報。お休みで良かった・・・。。お休みの朝から、ワタシタチふたりは今後のＢＡＮＡＮＡについての討論会。オープンから1年を過ぎ、Relax Dive ＢＡＮＡＮＡのコレカラ・・についてウチノヒトと少し話をしました・・それは決して経営的シゴト的な話ばかりではなく、ＢＡＮＡＮＡをやってるワタシタチの「人間性について・・」の話まで発展して・・・朝から濃ゆいっ!　濃ゆすぎだよーぉ全く。。。

　昨夜は、マンタやサンゴが堪能出来て楽しそうな笑顔のゲストさん達が帰られてから、研修開始から1ヶ月経ったトモと少し話をしました。。

　最初はダイブマスターとはいえ、正直なところプロとは言い難かったトモですが、朝から晩まで慣れない海や現場のハードな中、色々悩みながら、怒られながら・・動きがやっとスタッフになってきた気がします。正直、そんな彼に対し、未熟なワタシタチは心の中で模索しながらの指導でした。まだまだ1ヶ月ではアンカーをかけたり、ガイドをしたり・・とメイン業務には到達など出来ませんが、大きなコトから小さなコトまで雑務のこなし方、ゲストさんへの気遣い、気配りにフォロ・・・などから努力が見え始めてきました。少しずつ意識が変わってきたのを感じます。
　ゲストさんにリラックスして潜ったり楽しく過ごしてもらう為に、やはりスタッフがゲストさんの気持を考えられるスタッフでありたい・・と思っているＢＡＮＡＮＡでは、まず、何が出来るかより、人の気持ちを察する心持ちでシゴトが出来ることが、プロの第一歩だと思っています。

　でも、ソレは特別なコトでは全くなくて、海のシゴトに限らず、どんなシゴトでも・・・たぶん同じ所に行き着くのだとも思います。自分がゲストだったときのコトを思いだして・・、自分がそうしてもらえたらうれしいなぁ・・と思うことを心に想いながら・・というのは、一番わかりやすく簡単なコトかもしれません。。マダマダ現場では迷いの多そうなトモですが、そんな気持ちを心のベースに持って、今度は「どうしたら自分がそのゲストの安全を守れるか、ニーズに応えることが出来るのか」という課題の技術を磨いていって欲しいと思います。9月からは海外で働く予定で来たトモが、この島にいるのは8月まで。ソレまでにこの島でプロとしての何をつかめるかは、トモ次第なのだ・・・。

　そんな事情で、残念ながらトモはウチのスタッフ候補ではないので、午前中、新たなＢＡＮＡＮＡスタッフ希望の方とお会いしました。
スタッフ募集を始めて数ヶ月。今まで色んな方からメールやお申し込みを頂きました。でも、なかなかカンタンには・・いきません・・。それなりの覚悟とモチベーションと資格を持った人はナカナカ・・（だいたい石垣島にわざわざ来るのだけでもタイヘンです）石垣島の各ショップには毎年若いスタッフが新たに入ったりしていますが、ふと気が付けばいなくなってたり入れ替わってたりして、たった1年、早ければ数ヶ月で辞めていく人も本当に多いわけで・・。。自然という海の上で、ゲストの安全や命を守りつつ心から楽しんでいたく為に、自分も楽しみつつ一方危険のないように神経をとがらせ、尚かつ日頃の技術を磨き、笑顔でシゴトをしていけるのがプロなのですが、あまりのハードさに、、やっていく中で「これで食べていこうっ」と本気で思える人はナカナカ少ないようです。もちろん、人が相手ですから、その適性も大きく左右するシゴトでもあります・・。。

　ＢＡＮＡＮＡとしても、スタッフは必要なんだけど、どうせなら長く一緒にがんばれる人に来て欲しい・・・・そんな想いで今回もお会いしました。さて、また新たなスタッフ研修生のデビューです。彼なりの個性がＢＡＮＡＮＡで無事花開くことを・・・期待します。また後日、改めて紹介させていただきます。。。。