2004 12/22  クリスマス会〜。  気温25℃  水温24℃ 東の風   晴れ時々くもり〜。



 朝から一日、お店のシゴトと、
年賀状をかいてました・・・・。

明日から海なので、ちと焦ってます・・。
ナカナカ終わりが見えないよぉー。

今日の夜は・・・・トクナガさん宅でクリスマス会!

タナカのお母さん、ミキコちゃん、トクナガ父さん、母さん、マチコさん、サトコちゃん、いつもお世話になっている方々です。そしてワタシタチ。

トクナガ家の方々が、いつものように豪勢なディナーを用意してくれて、そのほかの人たちは何か一品持ち寄る・・・と言うことでした・・。

 しかし・・コトもあろうにワタシは、何を作ろうかとさんざん考えながらシゴトをしていたのに・・・・あっという間に時間が経ってしまい・・・結局・・・気が付くと夜。作れず終いでした・・。

みなさん、ごめんなさい・・・そして、どーもごちそうさまでした。









いつものことながら、豪華です・・。
手前は、タナカ母さん作フォカッチャ。



今日のサトコケーキも美味でした。




クリスマスプレゼントまで
頂いてしまい・・・恐縮。

 タクサンの手作り、時間をかけて作って下さったおいしいお料理を頂きました。ごちそうさま〜そして楽しい時間をアリガトウございました。

 きのう(だったかな・・)シゴトをしていると、お店の玄関に一人の若い女の子が訪ねてきた。
一見してスグ、どういう目的でウチを訪ねてきたかはだいたい解った。話を聞いてみると、やはり思った通り、「寄付の依頼」だった。

 3000円あれば、モザンビークの人たちが一週間暮らせる・・との説明。それはワカル。世界には貧困問題を抱えている国がタクサンあること、そしてその人達の生活は、ワタシタチが少しのお金を出すことで援助できるという事実。。。でもワタシの聞きたいことはもっと根本的なコトだった。

 今貴方がここに来て、見知らぬワタシに頭を下げ、ワタシがお金を見知らぬ貴方に渡す・・・という寄付を募る行為に対しての真偽だった。当然、こういったボランティアを語った詐欺の話もたくさん聞いたことがあるし、そんなことが街に氾濫してしまってる残念な世の中だと言うことも知ってるけど・・・・。

 

 玄関の扉を閉められるコトにはこの子は慣れているのかもしれない・・。けど、そんな残念な世の中だからという理由だけで、話を聞かずに無下に玄関を閉めることがワタシには出来なかった。この子がそうであると最初から色眼鏡で見て決めつけてかかりたくはなかった。。結局・・・少し話を聞いて、というか聞く過程でその子を見ていて結局ワタシは断る理由が見つからず(つまり疚しいと見えなかった)彼女に一口3000円というお金はワタシタチの生活にとっても痛い出費である、と言うことを説明しワタシは結局1000円札一枚をその子に渡した。

 そんな話をミンナにするとやはりワタシが無知・・と声を揃えて言われた。そっか・・ワタシが無知なのかぁ。
・・・と思ってみるものの、なにか飲み込めないモノが胸につっかえて残っていた。。・・・いわゆる詐欺や悪事が氾濫している今の世間は解ってはいるんだけど・・でも、その可能性を知っててもお金を渡した自分に自身で腑に落ちないのか・・・、それともそれが無知だと言う常識が腑に落ちないのか・・・・うーんワタシはどうしたかったんだろう・・??・・どうすべきだったんだろう。

 今思うと、彼女の話を聞いて自分の出したお金が目的の場所へ届くという確信を持てたわけではなかった。だからこそ、そのときワタシの出せた額は3000円ではなく1000円だった気がする。ミンナが言うとおり、寄付はその主催団体組織に直接振り込むのが一番確実な手段であり、彼女に現金を渡す方法ではなく確かな振り込み用紙を彼女から渡されたら、ソコに3000円振り込んだかもしれない。なのになのに・・確信が持てない相手にたとえ1000円とはいぇ何でお金を出したのか・・・。

 後で考えていて、自分がとった行動の答えがやっと分かったっ!
彼女の話は、旅行に来た空き時間を利用してボランティアをやっている・・というコトだった。冷静に考えてみると、もしそれが本当だったら・・この世の中にはまるでナンセンスで原始的なやり方なんだろうけど、ワタシはそれが本当だったら・・この子の行為は素晴らしいなぁ・・・と思ってしまったのだ。ワタシの差し出した1000円札は、ただ単にこの子を信じたいキモチだった・・・。

 ぁぁ・・よかった。ワタシは無知なのかもしれないけど、それで良かったと思えた。。答えが見つかったとたん胸のつっかえがスッ・・と降りた。渡した1000円の行方は解るはずもないけれど、それはそれで、どちらにしても良かったと思えた・・・。自分に納得。。